篠塚裕志は、『COMIC天魔』(茜新社)を主な掲載誌とする作家で、単行本も同社の「TENMA COMICS」レーベルを中心に刊行してきた。SNSでの露出を一切行わない寡作スタイルで知られ、業界関係者からも「篠塚裕志先生はSNSを一切やらない系」と評されるほど、作品そのもので語る書き手だ。 作風はヒトヅマ(人妻)ジャンルが中心で、寝取られの要素を含みながらも、破滅的にならず「ほんわか」とした読後感を残す点に特徴がある。熟女描写を瑞々しく、柔らかいタッチで描くのも持ち味だ。 代表作「初めてのヒトヅマ【FANZA限定特典付き】」は、2017年の刊行以降フルカラー版が2023年・2024年にも重ねて刊行されるほどのロングセラーで、レビュー112件・評価4.58と5作品の中でも群を抜いて多くの読者に読まれている。 「ヒトヅマライフ」は15話完結の連作で、めちゃコミックのレビューでは「熟女系をみずみずしくわかいが柔らかい身体付きで描いているのがとてもよい」「寝取られなのに、凄くほんわか」「絵が個人的には凄く好きな形で描かれています」といった声が寄せられている。一方で「ストーリーは現実的ではない気がします」という指摘もあるが、それも含めて"ほんわかした寝取られ"という独自の読み味が評価されている証といえる。 「母子の思い(単話)」は、息子への愛情が過剰化し誘惑の罠に落ちていく母親を描いた一作。台湾の漫画感想サイトでは「母親視点で見ると衝撃性が強い」としつつも「前半は母親が愚かに見えるが、後半の妥協と息子への配慮は感動的」「悪堕ちがない」と評され、X上でも読者が絶賛の投稿を寄せている。単なる背徳描写に留まらない、母の葛藤そのものへの評価がうかがえる一作だ。 「デリバリーセックス【FANZA限定特典付き】(単話)」「JKビッチの恋愛相談(単話)」は、いずれも単話ながら評価4.75・4.67と高水準を維持しており、篠塚作品全体のクオリティの安定ぶりを裏付けている。 SNSでの発信をあえてしない寡作の書き手でありながら、篠塚裕志の作品は「寝取られているのに、なぜかほんわかする」という独自の読み味によって、静かに、しかし確実に読者を積み重ねてきた。
商業コミック ・ 特集 ・ 2026/10/1
篠塚裕志特集
代表作
1初めてのヒトヅマ【FANZA限定特典付き】
ロングセラーのヒトヅマもの代表作「初めてのヒトヅマ」(レビュー112件)
2ヒトヅマライフ
「寝取られなのに、凄くほんわか」と評される15話完結「ヒトヅマライフ」
3母子の思い(単話)
母の葛藤を描き感動の声も集めた「母子の思い」
4デリバリーセックス【FANZA限定特典付き】(単話)
評価4.75、安定した完成度の単話「デリバリーセックス」
5JKビッチの恋愛相談(単話)
JK×恋愛相談というシチュエーションの単話「JKビッチの恋愛相談」











