ニトロプラスは、シナリオの質の高さで業界の評価を確立してきたアダルトPCゲームブランド。単なるエロティシズムに留まらず、ダークな心理描写や社会性を帯びたテーマを本格的なストーリーテリングで描き切る作風で知られ、後にアニメ・小説など他媒体でも活躍する脚本家・原画家を数多く輩出してきたことでも有名である。 2003年発売の「沙耶の唄」は、後に「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」で知られることになる脚本家・虚淵玄氏がシナリオを手掛けた伝説的タイトル。突如現れた謎の少女・沙耶を巡る、猟奇的かつ耽美なホラーサスペンスとして、発売から20年以上を経た今なお高い評価を保ち続け、大槻涼樹氏による小説化や朗読劇化まで果たすほどの古典的名作として語り継がれている。 2009年発売の「装甲悪鬼村正 -FullMetalDaemon MURAMASA-」は、「ニトロプラス10年の集大成」と評される大作で、ハードかつシリアスな世界観の奥に「善く生きるとは何か」という重厚なテーマを湛えた内容が高く評価されている。同年発売の「スマガ」も、ニトロプラスらしい濃密なシナリオで根強いファンを持つ一作。 「みにくいモジカの子」は、醜い容姿と人の心が視える能力「モジカ」を持つ主人公・種崎捨が、名門校での絶望をきっかけに復讐を決意していく「心身視姦ADV」。脚本を下倉バイオ氏、原画をはましま薫夫氏が手掛けた2018年発売作である。「凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ>」は、ニトロプラス15周年記念作品として発表された一本で、ブランドの節目を飾るタイトルとなった。 ダークな心理描写と本格的なシナリオライティングで、アダルトゲームというジャンルの表現の幅そのものを押し広げてきたことこそが、ニトロプラスというブランドを貫く共通点と言えるだろう。
PCゲーム ・ 特集 ・ 2026/9/3
ニトロプラス特集
代表作
1装甲悪鬼村正 Windows 10対応版
「ニトロプラス10年の集大成」と評される、重厚なテーマを湛えた大作。
2みにくいモジカの子
心身視姦ADVという独自ジャンルを打ち出した2018年発売作。
3凍京NECRO<トウキョウ・ネクロ> 普及版
ニトロプラス15周年記念作品として発表された節目のタイトル。
4沙耶の唄 Nitro The Best! Vol.2 Windows 10対応版
虚淵玄氏がシナリオを手掛けた伝説的名作、20年以上愛され続ける古典。
5スマガ Nitro The Best! Vol.6
根強いファンを持つ、ニトロプラスらしい濃密なシナリオの一作。






